
おっぱいが飲みたくて夜泣きをする赤ちゃんに、家族が寝静まった真っ暗な部屋でミルクをあげるとき、なぜだか寂しさを感じてしまい、激しい孤独感に襲われる。
孤独感に押しつぶされそうになりながら、今のところ耐えてはいるものの、育児が辛いと思う自分に自己嫌悪に陥ってしまう・・・
「周りの人と積極的にかかわりましょう!」って言われても、出産前まで「一人でやるから大丈夫!」なんて強がっていたり、毎日私たちのために、夜遅くまで一生懸命に頑張ってお仕事をしてくれている主人に、今更「育児を手伝って」なんていえない。
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理想と現実のギャップ
赤ちゃんが生まれる前に抱いていた「ママ」としての理想の姿と、実際に赤ちゃんが生まれてママになった自分の姿との間に大きなギャップがあって、それが育児の悩みの原因になってしまっているかもしれません。
でも、いずれにせよこのように悩んだり、思い描いていた理想の「ママ」としての姿と、現実の間にギャップを感じてしまうのは
あなたが「ママ」として色々な現実を受け止め、正面から向き合って、産まれてきた赤ちゃんの幸せを願って毎日頑張って育児をしているからこそだと思います。
それに、本当は育児がつらくて押しつぶされそうな孤独感に、必死になって耐えながら、笑顔で過ごし、できる限り今までと同じか
それ以上に頑張って掃除、洗濯、お料理をするのは他の誰でもない、あなたのご主人を思ってのことだと思います。
今すぐやめてください!
例えば、これから1つたとえ話をします。
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あなたが大切に思う友人がいたとします。
その友人は近所に住んでいて、困った時にはすぐに助けてくれたりする、本当に良くしてくれる友人です。
あなたが風邪を引けばおかゆを持ってきてくれたり、あなたが困った時にはいつも快く力を貸してくれます。
あなたが、何か悩んだり、落ち込んだりした時には、いつまでもあなたの話を一生懸命に聞いてくれます。
でも、実はそんな優しい友人は、本当は深い闇を持っていました。
その友人は、結婚していて、その旦那さんは外面的にはすごく優しい人なのですが、実は会社から帰宅したご主人は、毎晩お酒を飲んでは大暴れ。
服の中は、実はあざだらけで、暑い夏でも長袖しか着ることのできないくらいひどい状態でした。
それでも、近所の人には優しく、あなたにも本当に優しい頼りになる存在です。
そんな事実を、たまたま買い忘れた食材を近所のスーパ二買い物に行った帰り道に、あなたは目撃することになります。
うなだれて、四つん這いになったその友人を、ご主人が足蹴りして、路上に倒れこむのをたまたま見かけたのです・・・
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あなたのために尽くしてくれていた友人に、
あなたは何と声をかけますか?
きっと、「なんで相談してくれなかったの?」「私よりあなたの方がつらかったじゃないの!」「もっと早く気づいてあげればよかった。」って、きっと思うはずですし、声を掛けるのではないでしょうか?
それでも打ち明けませんか?
もしあなたがまだ、あなたのご主人に、育児に孤独を感じるくらい悩んでいるにもかかわらず話すことができていないとしたら、あなたのご主人はどのように感じるでしょうか?
あなたのご主人は、あなたが我慢して、1人でじっと耐えて、いつもニコニコ笑顔でいるあなたに魅力を感じているのではないということを忘れないでください。
あなた自身も、そうだと思います。
ご主人の良いところも悪いところも含めて、ありのままのご主人のことが愛しているのではないでしょうか?
あなたの本当に大切な、自分の本質の部分。
本当の自分の部分。
魅力的なあなたに、ご主人は魅力を感じ、あなたと一緒になっているはずです。
きっとあなたが今、赤ちゃんのお世話に孤独を感じているということを、あなたのご主人が知ったとしたら、すぐにでも力を貸してくれるはずです。